今回はミッドセンチュリーの家具を知り尽くしたパームスプリングスならではの内容です。マニアックすぎるヴィンテージ木製家具の面白い特徴を、アメリカと北欧家具を比べた新しい見方をご紹介します!
では早速。特徴1つ目は、綺麗な木目!
アメリカンヴィンテージでは木目が横向きが多く、北欧ヴィンテージでは縦向きで使われています。
アメリカ レーン社製サイドボード↓

アメリカ ケントコフィー社製サイドボード↓

こちらはデンマーク↓引き出しのところも縦に木目が通っています
特徴2つ目は、突板の木目!
こちらの天板、赤の点線から板目がほぼ左右対称になっているのがお分かりいただけますか?

薄くスライスした突板2枚を開いて木目が対象になるように並べ、接いだものになります。これを「ブックマッチ」と言います。
本を開いた時のイメージから、このようなネーミングになっています!
特徴3つ目は、取手。
アメリカンヴィンテージでは金物の取手、北欧ヴィンテージでは木製の取手が多く見られます。


こちらはデンマークのブックシェルフ↓木の削り出しで造られた取っ手が特徴。

特徴4つ目は、脚のつき方。
アメリカも北欧家具もすぼまった脚がミッドセンチュリーの特徴です。

アメリカンビンテージ家具はこのように側板から出ているものもあります。

特徴5つ目!レールの付き方。
アメリカンヴィンテージは下部にレールがあることが多いです。

フレームと下板があるため、しっかりしている反面、重量があるのがアメリカンヴィンテージの特徴。

1960年代のアメリカは家具を輸出することが無く、国内シェア向けだったため「分解できない&重くて頑丈」なつくりになっています。
一方で北欧ヴィンテージは、輸出を目的とした家具の作りになっていて、レールは両サイドにあることが多く、軽量化につながっています。
和家具もこのタイプなので、見慣れているのはこちらかもしれませんね。

引き出しを全部外すと空洞になります。

特徴6つ目は、角の仕上げ。
このように斜めに収まっているものはより美しいですね。

特徴7つ目は、小口の仕上げ。
仕上げ材は付き方や、厚みなどざまざまです。

いかがでしたでしょうか、時代背景や需要で物のデザインには違いがありましたね。
以上、ミッドセンチュリー家具のマニアックな7つの特徴でした!
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