ACE HOTEL エースホテル(内装編)

2年半ほど前に行ったパームスプリングスのACE HOTEL。前回は外観についてレポートしましたので、今回は泊まったお部屋の内部をご紹介したいと思います。

元は1950年ごろに建てられたモーテルで、ここ数年でリノベーションされ人気が高まっています。やり方や表現は違いますが「古いものを活かす」そんな考え方はリノベーションもヴィンテージ家具屋も同じ。しいて言えば、私たちは元の状態に近づける。なので、変化はさせませんが、、、同志ですよね。

話を戻して、、ACE HOTELのお部屋を紹介しましょう!
DSC06539リノベーションらしく、今あるものに取ったり、付けたしたりして、とってもおしゃれ感が漂っていますね!

DSC06531壁にすのこを貼って、隙間を利用して引っかけたり。

DSC06544キリムのラグマットや窓のリネンが柔らかさを足し算。

DSC06542座り心地が悪かったけど、革張りのスツールも見た目はおしゃれです。

DSC06536洗面ミラーのランプは、半分覆われたはだか電球が、間接照明のようになっていました。

DSC06545通常、モーテルは部屋のドア前にパーキングがあり、直接部屋に入れるようになっていますが、ここを上手くブロックで囲い、パティオスペースに。

DSC06526ブロックは少し隙間をあけて風と光が通るように、積み方をデザインされています。(これはナイスアイデアですね)

DSC06519DSC06514パティオには、コンクリートの上にクッションを置いたコーナーソファーや、ガスで点くファイヤープレイスがあり、ここがとーってもくつろげるスペースになっていて、滞在型のホテルとして2-3泊したい(実際は1泊でした)と思う空間でした。

パームスプリングスは、1950年ごろから別荘地やリゾート地として開発された場所ですので、国立公園やロープーウェイもあったり、スパやらもあったりします。当時建てられた建築物をみて回ったり、観光ツアー以外の過ごし方をしたい方にオススメです!

DSC06411おまけ。でっかいマリリンモンローも居ます!

—————————————————

[パームスプリングスが良くわかる、ウェブサイト・FBはコチラ]
ウェブサイト http://www.palm-springs.jp
facebook https://www.facebook.com/palmsprings

[お問合せ・ご質問はコチラ]    
ビンテージ家具&アメリカ家具 Palm Springs ——————-
〒460-0011 名古屋市中区大須1-4-7   052-222-7111
メール shop@palm-springs.jp

照明のコーディネート

ペンダントランプの紹介文の中でご案内する、

「ソファサイドなどに低く吊るして・・・」という使用方法。

HPのレイアウトカタログで実例をご紹介できれば良いのですが、お店の天井が高いためなかなか実現に至らず、、、

ミッドセンチュリーインテリアの写真ではよく目にする使用方法なので、頭にくっきりと浮かんだイメージをどうにか文字でだけでも伝えようとご案内しています。

そんなもどかしい思いを抱えていたある日、ミッドセンチュリーのランプメーカーのカタログを発見。
中に描かれていたイラストがまさにそれ!という使い方なので、少しだけご紹介しますね。

mid-century-living-room-spring-light

UFOランプをソファサイド低く吊るしています。
座ったときに目線か少し上くらいの位置。

下にはサイドテーブルが置いてあるのでその下を通ることはなく、ぶつかる心配もありません。

シェード上部のデザインや光も楽しみたいランプは、この高さに設置するとその魅力を余すことなく楽しめるので、ぜひ試していただきたい使い方です。

ガラスカバーがついているものだと座った時に光源が直接目にはいって眩しい、ということもないので手元灯としてもおすすめです。

Mid-century-living-room

こんな風に、イージーチェアやラウンジチェアの脇に吊るすのも贅沢で、豊かな空間になります。

この場合は少し壁際に寄っているので、よほど不注意でないかぎりぶつかることもなさそう。
(後ろ向きで掃除機をかけるときは注意が必要かもしれませんが)

イラストのように主張のあるランプを吊るすと男前な空間になりますね。
シンプルなものだと優しく穏やかな雰囲気のパーソナルスペースになりそう。ゆっくり読書を楽しみたくなります。

余談ですが、壁の上部についた長押のような部分には照明が仕込まれているみたい。
間接照明の使い方もうまいですね。照明で空間を豊かに楽しもう、という余裕感が感じられます。

パームスプリングスのペンダントランプのほとんどがコードの長さを変更できます。

販売時は大体1mくらいの長さをとっているので、そのまま設置すると(天井高にもよりますが)ちょうど座ったときの目線か少し上くらい。

短くすることも長くすることもできるので、ぜひ一度ご相談くださいね。

—————————————————

[パームスプリングスが良くわかる、ウェブサイト・FBはコチラ]
ウェブサイト http://www.palm-springs.jp
facebook https://www.facebook.com/palmsprings

[お問合せ・ご質問はコチラ]    
ビンテージ家具&アメリカ家具 Palm Springs ——————-
〒460-0011 名古屋市中区大須1-4-7   052-222-7111
メール shop@palm-springs.jp

フィフティース&ミッドセンチュリー Vol.2

先日のお客様のお部屋ブログのつづきです。

こちらのご夫婦は昔からフィフティースが大好きだそうで、小物をコツコツ集めていらっしゃいました。新築にあたって集めた小物を並べたい!という願望をかなえるため、飾りながら使える家具をそろえて頂きました。

ただ、、、飾るものが多すぎて、まだスペースが足りないそうです。。

では、一挙公開。
IMG_8901
リビングの間仕切りのルームディバイダー。赤いランプもアクセントになっていて空間に似合っています!
IMG_8895
反対側にも小物がいっぱい!ちなみに玄関を入るとこの光景です。

IMG_8909小物がまだ入っていませんが、TIMEXのショーケースとナイトスタンド。

IMG_0872ダイニングにはヘイウッドのショーケースが付いたカップボード。天板がガラスになっているので、上から照明を当てて一番下まで明るく照らせます。写真に写っていませんが、それを狙ってダイニングの隅にスポットの照明が付いています。

IMG_0871同じ空間に、アメ社のエンブレムのような飾りが付いた、サイドサイドボードを。

IMGP0056もちろんダイニングセット・スツールもパームスプリングスから。

IMG_0878キッチンの小物も勢ぞろい。ちなみに冷蔵庫とアドバタイジングクロックがパームスプリングスから入りました。

IMG_0876キッチン横にテレフォンチェア。

IMG_8906トイレ前にもテレフォンチェア。

IMG_8902トイレの照明はスパゲティーランプを。

IMG_8919洗面所の鏡も。

IMG_8893螺旋階段の照明はウォール系スプートニクランプ。

IMG_89122階の照明も。

IMG_0882和室にビクターのペグボード。たぶん、飾るものがたくさんあるかと思われます。

IMG_0870玄関はあえてインダストリアル系にしてクールにお出迎えです。くつ以外もたくさん入りますね。

IMG_0875この日、お届けしたシャドーボックスとツーフェイスは、これから壁を楽しんで飾って行くそうです。スツールも活躍しそうです。

お引越しまでしばらく間があるそうで、まだ生活感のないこの空間を、ここに来ると気分がいいじゃんね(三河弁)と、ひしひしと楽しんでいらっしゃるご様子でした。

お仕事などで放電しきった心を充電する、大事な空間には、好きなものを置いて快適を追及するのも良い考えですね。
まだまだ変貌していくであろうこちらのお部屋。追っかけてレポートさせていただきます!

—————————————————

[パームスプリングスが良くわかる、ウェブサイト・FBはコチラ]
ウェブサイト http://www.palm-springs.jp
facebook https://www.facebook.com/palmsprings

[お問合せ・ご質問はコチラ]    
ビンテージ家具&アメリカ家具 Palm Springs ——————-
〒460-0011 名古屋市中区大須1-4-7   052-222-7111
メール shop@palm-springs.jp

フィフティース&ミッドセンチュリー Vol.1

今までの配達で大型トラックを借りてのお届けは何度か経験済みでしたが、かれこれ半年前、パームスプリングス初の引越し屋さん出動の末、無事搬入が完了しました。

随所にこだわりが見て取れる、オリジナリティー満載のたのしいお家です!

でも、、ここまで来るのには並々ならぬ情熱と試行錯誤の末の結果。工務店を相手に理想を伝える作業は、想像以上に大変だったそうです。お店にいらっしゃるお客様も同じような経緯をお話される方もいます。そんなお話を聞いて思うこと。工務店さんは建てやすいように誘導してくる。です。この辺のお話はまた機会を作ってブログを書きたいと思っています。

さて、構想中から完成を経て今なお、パームスプリングスにも何度も足を運んでいただいていますが、おうちづくりの経緯を伺っていたので、はじめて伺った時は勝手に感慨深いものがありました。

そして、建てられたお家はフィフティース&ミッドセンチュリースタイルです!

おうちで主役といえばリビング。ここにコーナータイプの50’sのソファーをメインに設置!こんなカーブしたビンテージのソファは、パームスプリングスでもお初です!
IMGP0079

コーナーソファーは後から決めていただいているとは思えないほどマッチしていて、偶然ではなく必然を感じます。

ソファー前のテーブルはマーブル調のもので、サイドテーブルとセット。セットのものを買い付けたときに思うのがバラして販売するかセットか。ひとたびバラしてしまうと、二度とセットにならないかと思うと、とても悩むのですが、セットで来れて良かったです。

視線を少し奥に向けて、背面に見える石張りの壁とピンクの螺旋階段。カラーリングがとっても個性的で良いですね!
IMGP0064

IMG_8934
IMG_8899 - コピー
IMGP0073

ピンクの螺旋階段のサイドは、黒いポールで引き締められた空間になりました。

見どころはポールランプのシェードにも開けられているダイヤ柄。

お家のアクセントにところどころ使われていて、家とビンテージインテリアとの上手に一体感を出してくれています。

玄関に上がる階段にピンク×ブラックのタイル。ひし形のタイルは四角を斜めに付けたわけではなく、縦横比が違うひし形。

玄関のガラス部にもダイヤ柄のアイアンの柵が付けられています。

キッチンにもダイヤ柄タイルを。ここはキッチン内とダイニングの隅でないと見えないところなのですが、白黒の市松模様はいわゆるダイナー感が強くなるので、この位置にしたそうです。

DKに進みましょう。LDKはL字に配置されていて、ダイニングはコーナー部分になっています。
IMGP0067

天井はこんな斜めの天井に、さらに斜め感を出すための斜めの梁で強調。

IMGP0058IMGP0060 ちょっと外観もご紹介。IMGP0084

そもそも土地が間口に向かって斜めになっていますので、そこかしこにそれを活かしたデザインが取り込まれています。

IMGP0076
屋根の形状や外壁も斜め。

IMG_8930リビングも斜め。リビングをダイニング側から見ると、形状が良く分かります。錯覚を起こして広さの感覚が鈍くなります(狙い)。

こちらのご夫婦はポイントを押さえるのが、かなり上手ですね。家が先が家具が先か。パームスプリングスではよく話題に上る事案ですが、ここはまさに、パームスプリングスが理想とする「家具から考える家づくり」ですね!

この後、現段階で4回のお届けとなっておりますので、小物や家具が増えて変貌したお部屋を次回のブログでお届け致します。ご期待下さい!!

—————————————————

[パームスプリングスが良くわかる、ウェブサイト・FBはコチラ]
ウェブサイト http://www.palm-springs.jp
facebook https://www.facebook.com/palmsprings

[お問合せ・ご質問はコチラ]    
ビンテージ家具&アメリカ家具 Palm Springs ——————-
〒460-0011 名古屋市中区大須1-4-7   052-222-7111
メール shop@palm-springs.jp

ドレクセル社の人気シリーズ

当店ではお馴染みDREXEL(ドレクセル)社。

1903年創業のドレクセルは、時代を超えた美しさを持つ家具でインテリア作りをしてほしいという信念をもって、厳しい品質基準や選美眼を維持してきました。
その強い信念は変わらず、今日においてもドレクセル社は高級家具メーカーとして名を馳せています。

ドレクセルは1930年代から自社デザイナーを雇うなどデザインにも力を入れ、社外デザイナーとのコラボレーションなども積極的に行っていました。
キップ・スチュアートのDeclarationシリーズなども有名ですね。

今日は、そのドレクセル社のprofileシリーズをご紹介。

06191430_5583a9037036fドレクセル社製プロファイルシリーズ サイドボード

シルバーの取っ手金具と尖ったデザインが特徴的なシリーズです。

このprofileシリーズをデザインしたのはデザイナーのJohn Van Koert。

John Van Koertはカナダに生まれ、その後ミルウォーキーに移ってウィスコンシン大学で画家・彫刻家となるべく勉学に励みました。
第二次世界大戦後にはニューヨークに拠点を移し、Harry Winstonのジュエリーデザイナーに。その後インダストリアルデザインにも進出していきます。

1954年には北欧デザイン展のディレクターとして、北欧モダンデザインをアメリカに広めるべく3年間にわたりアメリカ国内を巡回。

同じ50年代に銀食器メーカーTowle社のために食器やカトラリーをデザインしています。滑らかなラインのContourシリーズなどは名作です。
VAN KOERT contour
contour

さて、話は戻ってprofile。このシリーズはAbraham & Straus,やMacy’s and Bloomingdale’sなどのデパート向けにデザインされ1956年に発表されました。

アメリカのミッドセンチュリーらしい強さを感じる要素が満載ですが、そこは元ジュエリーデザイナー、
エッジが効きつつも滑らかなカーブで繋がっていたり、とろりと溶けた銀をそのまま固めたような柔らかそうなフォルムの金物などが上品で、女性らしい雰囲気を随所に感じます。

先述のcontourもそうですが、John Van Koertは柔らかさを感じさせる金属デザインに長けています。
その感覚を家具や木材にも活かしたことで、他にはない強さと上品さを感じるprofileシリーズが生まれたのでしょうね。

当時のカタログには箱もの家具のほかにもテーブルやチェアなども載っています。
drexel-profile-11
テーブルだと脚のラインが際立ちますね。

drexel-profile-13
以前扱ったことのあるタイプのサイドボードも。

drexel-profile-10
チェアになってもこのラインは健在。

ところで、当時ショールームでは紫や蛍光ブルーの壁紙にあわせて展示されていたよう。

寒色とウォールナット材の色のコントラストはきっと見事だったでしょうね。

かなり勇気のいるウォールカラーですが、もしprofileシリーズを考えていらっしゃる方は、少しだけ参考にしてみては。

—————————————————

[パームスプリングスが良くわかる、ウェブサイト・FBはコチラ]
ウェブサイト http://www.palm-springs.jp
facebook https://www.facebook.com/palmsprings

[お問合せ・ご質問はコチラ]    
ビンテージ家具&アメリカ家具 Palm Springs ——————-
〒460-0011 名古屋市中区大須1-4-7   052-222-7111
メール shop@palm-springs.jp

ミッドセンチュリーデザインの旅

メーカーやシリーズ、デザイナーなどについて、初見のものやお馴染のものでも、店舗にある書籍やインターネットで調べることがあります。

これが、一旦はじめてしまうと(インターネットだと特に)どんどん深みにはまってなかなか抜け出せなくなるんです。
さながらミッドセンチュリーデザインの旅、といった感じに。

すぐにそれらしい情報にたどり着けばさらなる探求の旅、なかなか見つからないと困窮を極めた厳しい旅。
時間がなくて渋々切り上げることもよくあります。

この旅の醍醐味は、楽しい旅でも厳しい旅でも、思いがけない発見があるところ。
旅の発端となったメーカーやデザイナーはもちろんのこと、それに関連する情報が見つかると「まだあるかも!」と夢中になって、あっという間に時間が経ってしまいます。

・・・前置きが長くなりましたが、今日はそのミッドセンチュリーデザインの旅で出会ったお話を。

少し前にHPにアップしたポタリートレー。このトレーの作者のMarc Bellaireが働いていたSaschaBrastoff社(こちらのトレーもあります)のメイン工場をデザインした建築家のお話です。

A Quincy Jones
A quincy jones

この名前を目にしたのは、SaschaBrastoff社について改めて調べていたとき。以前調べたときには知らずに通りすぎていました。

「クインシー・ジョーンズ?音楽関係の人じゃなかったっけ?」

建築知識に乏しい私はそう思ってさらに調べてみると、こちらのクインシーは建築家。
それもミッドセンチュリーモダン建築のパイオニア的存在のひとりでした。建築業界では有名な建築家さんのようですね。

1913年に生まれ、カリフォルニアで少年期を過ごしたクインシー(こういう呼び方で良いのかな?)。
1936年に建築の学士課程を修了し、いくつかの事務所で経験を積んだのち、有名な建築家Paul R.Williamsの下で働きました。

その後アメリカ軍航空基地の開発担当となるなど戦争の波にのまれますが、1945年にロサンゼルスに戻ると、戦前に購入・新築していた2棟の家を自身の事務所としてリフォーム。
qjones-qjones-2


下積みをしたPaul R.Williamsと共にパームスプリングスエリアのプロジェクトにいくつも取り組みました。

A Quincy Jones PalmSprings Tennis Club
1947年のTennis Clubや(左の写真)1948年のthe Town & Country restaurant 、1950年の the restaurant Romanoff’s On the Rocks など。


同じころ、あの有名なCase Study Houseにも参加。

A Quincy Jones CaseStudyHouse#24
#24として斬新なコンセプトを打ち出しましたが、実際に建てられることはなかったようです。

1950年にはArchitectural Forum誌が選ぶ”Builder’s House of the Year”を受賞。
同時に別の賞を授与されたJoseph Eichler(当店ではお馴染み、アイクラーホームの人!)に誘われ、彼の開発したPalo Altoの街を見学します。

ここから、その後の彼の仕事にも大きく影響するアイクラーとの親交がはじまりました。アイクラーとの交流の中で、クインシーは彼のコンセプトを具現化していきます。

1960年、クインシーはカリフォルニアの街Irvineの開発者として雇われます。
これによって、彼はその後グリーンベルト(緑地と都市計画の共存のようなもの?)のパイオニアとして名を馳せることとなるのです。

また、旧知の建築家Emmonsとタッグを組むようアイクラーに勧められたクインシー。
彼とEmmonsによるデザインは5000を超えるアイクラーホームズに反映され、
(Emmonsの見積もりではあるが)
彼らは1969年にAIA(The American Institute of Architects)によって、建築事務所に送られる最高の栄誉、”The Architecture Firm Award”を受賞しました。

その後もクインシーは大学で教鞭をとったりと精力的に活動します。

そのお話はまたいつか、ということにして、彼の作品をいくつか紹介して今回の旅は締めくくり。

qjones-qjones-11

qjones-qjones-12

qjones-qjones-10

qjones-pilot-2

qjones-18
(画像はNCMHのサイトからお借りしました。)

こうして見てみると、アメリカのミッドセンチュリーデザインは小さな身の回りのものから建築物、果ては都市開発まで網の目状に繋がっているみたいですね。

知れば知るほど、その魅力にはまってしまいそうな世界。
(訳や解釈の違いは多かれ少なかれあるかもしれませんが)少しでもデザインの裏にあるストーリーや魅力を皆さまにお伝えできればと思います。

—————————————————

[パームスプリングスが良くわかる、ウェブサイト・FBはコチラ]
ウェブサイト http://www.palm-springs.jp
facebook https://www.facebook.com/palmsprings

[お問合せ・ご質問はコチラ]    
ビンテージ家具&アメリカ家具 Palm Springs ——————-
〒460-0011 名古屋市中区大須1-4-7   052-222-7111
メール shop@palm-springs.jp

ジラード展へ

先日、アレキサンダー・ジラード展に行ってきました。

casa BRUTUSなどでも取り上げられていたので、ご存知の方も多いかと思います。
(ハーマンミラーストアで明日11/7までです)

恥ずかしながら、パームスプリングスで働くまでジラードどころかハーマンミラーも知らなかった私。
(かろうじてビビッドカラーのシェルチェアをアメリカのミッドセンチュリーデザインとして認識していた程度、、)

友人に会うスケジュールと会期や場所が重なっていたので、これは勉強もかねてぜひ行こう!と。

旧友に会うのがメインだったので、すっかり暗くなってから立ち寄ったのですが、平日ということもありひとりでゆっくりと見てみわることができました。

会期中なので、クローズアップした写真を中心にお楽しみください~

まず目を奪われたのは、入って正面に掲げられた太陽のファブリック。
IMG_6306

ラ・フォンダ・デル・ソルもそうですが、ジラードのデザインには太陽をモチーフにしたものが数多くありますよね。
ミッドセンチュリーデザインではサンバーストなどアトミックなモチーフが盛んに使われていたので、ジラードもその流れをくんでいた(あるいは作りだした?)のでしょうか。

フォークアートに魅了されていたところをみると、南アメリカやラテン系の伝統的なモチーフからインスピレーションを受けた感じもするし、、デザインは「これがこうなった!」みたいな単純なものではないということなのかな。

IMG_6308
IMG_6309
太陽がいっぱい

ファブリック好きにはたまらない、当時の生地サンプルブックやマハラム社の現行品の生地などもふんだんに展示されていて(現行品は販売もされていて)、興奮が抑えきれずひとりぐるぐると会場を何周もしてしまった私 笑
IMG_6314

IMG_6327

他にも、ユーモアのある陶のオブジェや当時のポスターなどもあって、ジラードに詳しくなくても楽しめる展示でした。
もちろん、ハーマンミラー社の家具(ジラードファブリック仕様)もたっぷりと展示されていて、そちらも見ごたえ抜群!ヴィンテージもありましたよ。

そして帰り際、入口に展示されていた木枠のパネルがシルクスクリーンの版であることが発覚!

IMG_6322

IMG_6324

IMG_6323

IMG_6329
時間が遅くなってあわてて来場したので、全く気がつきませんでした。。
透けてます。

木の経年具合やインクの跡とピカピカな店内にギャップを感じます。でも、

「これだけ時が経っているのに現代でも新しい感覚を与えてくれるって、ジラード含めミッドセンチュリーデザインってほんとすごいなー」

と感想にもならない感動を覚えて帰路につきました。

実家でお留守番の息子と夫にはメモリーカードゲーム(絵柄の神経衰弱みたいな)をお土産に。
自分が欲しかったのが一番なのですが ^^;

ちなみに、あまり知られていないかもしれませんが、パームスプリングスではシェルチェアのファブリックを好きな生地で張り替えることができます。
マハラム社の生地も選んでいただけますので、ジラードのファブリックも!

HPには一部の生地しか載っていませんので、お気軽にお問い合わせくださいね。

・アームシェルチェア(生地選択)

・サイドシェルチェア(生地選択)

—————————————————

[パームスプリングスが良くわかる、ウェブサイト・FBはコチラ]
ウェブサイト http://www.palm-springs.jp
facebook https://www.facebook.com/palmsprings

[お問合せ・ご質問はコチラ]    
ビンテージ家具&アメリカ家具 Palm Springs ——————-
〒460-0011 名古屋市中区大須1-4-7   052-222-7111
メール shop@palm-springs.jp

ACE HOTEL[エースホテル]

過去のブログ管理画面を見ていると、下書きのままに(ちなみにコレは2年半前)なっているものが数件あり、なぜその時下書きにしたかも、もう忘れてしまったので「思い立ったが吉日」今日アップします。

—ここから—

以前の買い付けの時に行った、日本でも話題の[ACE HOTEL]のレポートです。
ACE HOTELとは、、、ニューヨークをはじめ、シアトル、ポートランド、パームスプリングス(この2年半で世界7都市に増えたようです)にある、古くなったホテルを若者の現在の感覚でリノベーションして再生させたホテル。

私たちが行ったのは、パームスプリングスのエースホテル。ニューヨークやシアトルは都会ホテルなのでビルなのですが、ここパームスプリングスは50年代に建てられた規模の大きいモーテルを敷地ごとリノベーションしたのが特徴です。

それでは、敷地内をご案内。

エントランスには、雑誌等でよく紹介されているACEの文字が置かれた駐車場。すでにおしゃれ感が漂っています。DSC06594

DSC06573その塀の向こう側には、超素敵なプール。ここはほぼ当時(1950年ごろ)のままの状態です。

DSC06572振り向くとこんなロケーション。もちろんこれもほぼ当時のままでしょうね。

プールの脇に設置されたシャワー。これはリノベーションによるもの。サイン関係も統一されたこんな看板が付いています。
DSC06577

建物の余白部分にはこんなビンテージのチェアが置いてあり、ゆったりと敷地内を散歩したりできます。DSC06548

建物はなかなかのアイデアでリノベーションされていて、共用部分で暖炉を囲んだりもできます。
DSC06558

通常、モーテル(モーターホテル)は車を部屋の目の前に停めて、すぐ部屋に入れる造りになっているのが普通で、当時のエースホテルも同じような造りだったようですが、その駐車場部分をブロック塀で囲んで、プライベートパティオに。ちなみにこのシステムの為、駐車場からは歩いて入らなくちゃいけないのですが…DSC06547

プライベートパティオ内とお部屋の中は、また(近々)ご紹介させて頂きます!

—————————————————

[パームスプリングスが良くわかる、ウェブサイト・FBはコチラ]
ウェブサイト http://www.palm-springs.jp
facebook https://www.facebook.com/palmsprings

[お問合せ・ご質問はコチラ]    
ビンテージ家具&アメリカ家具 Palm Springs ——————-
〒460-0011 名古屋市中区大須1-4-7   052-222-7111
メール shop@palm-springs.jp

ビンテージ食器

パームスプリングスではビンテージ家具や照明、雑貨のほかに、食器類も少し扱っています。

アメリカを代表する陶器メーカーからちょっとマイナーなところまで,
買い付けで「良いな!」と感じたものを仕入れてくるのでメーカーやシリーズは様々。

バックスタンプがないものも結構あったりして、どこのメーカーかもわからず一度仕入れたきり、、なんていうこともちらほらあります。

シェルフに飾ったりプレートハンガーにかけたり、オブジェやアートのように見て楽しむこともできるのがビンテージ食器の魅力。

食器もやはりミッドセンチュリーデザインの流れをくんでいるので、ぐっと心をつかまれる模様や懐かしさや温かみを感じるフォルムなど見れば見るほど魅力的なものばかりです。

でもやはり、食器は使ってなんぼ!使えばつかうほど愛着が湧くし魅力も増すというもの。

お洒落で居心地の良いコーヒーショップやダイナーをイメージしてキッチンに並べたり、テーブルセッティングしたり、、、

ビンテージの食器があると雰囲気作りしやすくなるので、インテリアの視点からもおすすめです。

たとえば、バッファローチャイナのこちらのマグ

030-0350-1
ぽってりと厚みのある白磁で、寸胴型は応用力抜群。

このマグなら、、

DSC00013-2
こちらはポートランドのコーヒーショップ。
(お店のインテリアですが自宅のキッチンにも参考になりそうなアイディアもいっぱい!)

十分すぎるほど今っぽくお洒落ですが。

バッファローチャイナのマグをスタッキングするのにぴったりな雰囲気。

コーヒーマシーンのグリーンと店員さんのグリーンのヘアバンド、マグのラインでグリーンをアクセントにしたインテリアになりつつ、より暖かみと愛着のわく雰囲気になりそう。

つぎは、マスタードカラーのプレートセット

027-0200-1
リムに模様のはいったプレート&ボウルセット。

こちらはヴィンテージのダイニングをイメージ。

051166858184736f7781f8a828b24244
イエロー×グレー、ブルーがモダンさと落ち着いた雰囲気を両立。
ミッドセンチュリーインテリアでも良く見られるカラーコーディネートです。

ここはマスタード色のプレート&ボウルに置き換えて、チェアのオレンジの座面とこれまたオレンジ系の絵画で同系色コーディネートなんてどうでしょう。

素材も位置も用途も異なるので、思いのほかくどくないのでは。
カトラリーやナプキンでブルーやグレーを足せばミッドセンチュリーモダンなダイニングになりそう。

模様やデザインから様々なインスピレーションがわくビンテージ食器たち。

食器からインテリアを考える、というのもいつもと違った視点で発想できて楽しいですね。

この他のプレートやC&Sはこちらからどうぞ!

—————————————————

[パームスプリングスが良くわかる、ウェブサイト・FBはコチラ]
ウェブサイト http://www.palm-springs.jp
facebook https://www.facebook.com/palmsprings

[お問合せ・ご質問はコチラ]    
ビンテージ家具&アメリカ家具 Palm Springs ——————-
〒460-0011 名古屋市中区大須1-4-7   052-222-7111
メール shop@palm-springs.jp

アイアン×自然素材

Arthur Umanoff(アーサー・ウマノフ)ってご存知ですか?
なんとなく名前を聞いたことがあるかも、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

5・6年前くらいから、アイアンの脚をつかった家具が人気になっています。軽快で気軽にミックス感を出せるので、若い人には特に人気なよう。

そんなこともあり、アイアン×自然素材のスタイルは流行りもののように感じられますが、、、

半世紀も前(あるいはもっと前?)からデザイナーやメーカーによって生み出されていたスタイルなんです。

前述したArthur Umanoffもそういったスタイルを得意としていたデザイナーのひとり。
ジョージ・ネルソンデザイン事務所から独立し、Tony Paulなどと親交を深めながら多くのプロダクトをデザインしました。

Arthur Umanoff
アーサー・ウマノフ

Arthur Umanoff interiors
50年代のインテリア誌でも取り上げられたり

Arthur Umanoff chair
ELTON社のカタログより

当時のカタログを現代の感覚で見ても全く古さを感じさせません。

これがビンテージの風合いまでまとっているとなったら、新品では太刀打ちできない魅力があるのでは!?と考えただけでワクワクしますよね。

パームスプリングスにもArthur Umanoffデザインのチェアがありますが、アイアンの質感、経年変化で飴色になった籐や木部などがとても素敵です。

流行りものとして取り入れると、後になって「あー、昔そうゆうの流行ったよね」で終わってしまいますが、ビンテージで取り入れて、流行の繰り返しまで含めて味わうと良いかもしれません。

—————————————————

[パームスプリングスが良くわかる、ウェブサイト・FBはコチラ]
ウェブサイト http://www.palm-springs.jp
facebook https://www.facebook.com/palmsprings

[お問合せ・ご質問はコチラ]    
ビンテージ家具&アメリカ家具 Palm Springs ——————-
〒460-0011 名古屋市中区大須1-4-7   052-222-7111
メール shop@palm-springs.jp