只今、パームスプリングスはこんなトラックでアメリカを爆走中です。
初めて行く街では期待と不安を抱きながら買付けをしています。

ミッドセンチュリー・ビンテージ家具|Palm Springs DIARY
名古屋大須の家具・インテリアショップ、パームスプリングスのダイアリー
ホームページでお知らせしたとおり、アメリカに買付けに来ています。今回は二人揃っての買付け。回を重ねるごとに旅の準備もスムーズになってきました。でもアメリカはそんな慣れてきた心に渇を入れるようなトラブルで、迎えてくれました。
名古屋空港で荷物を預け、しばらくしてふとこんな会話をしました。
「スーツケースの鍵って閉めた?」
「閉めたよ」
「閉めたら開けられたときに鍵壊されるらしいよ」
「いつも閉めてるけど…」
こんな会話をして空港を後に。
長旅を終え、荷物を取りに受取り場所のターンテーブルへ。
「あれ?止まった…」
「スーツケース出てきてないで」
「忘れられたか?」
なんていいながら、インフォメーションカウンターへ。数分後…
次の便で現地へ到着するらしい…。しょうがないので、空港でボーっと待っていました。
来た来た。ターンテーブルにウチのスーツケースらしきものが、でもなんか見慣れないテープが巻いてあるよ?
嫌な予感的中。スーツケースの鍵が見事に壊されているのにしばし呆然…
あまりの破壊の大胆さにおどろき、怒る気にもなれなかったです。
こんな洗礼を受けアメリカに上陸。これから数日気を引き締め、時にはアメリカ人のように?大胆にこころときめく商品を探してきます。
ちなみに…私(嫁)の滞在期間は一週間ほど。後半のトレジャーハントは彼に任せて、途中下車にてお先に日本へ戻ります。
写真は壊された鍵部分。見事に半分折られてしまいました…
あっとゆう間にアメリカ買付けが終わり、昨日名古屋へ元って来ました。今回の買付けもカリフォルニアをかけ抜けた走行距離1400マイルでした。車も必要に応じて3回乗換えました。
最終日には一日時間があったので思いきってデスバレーへドライブに行きました。それまで「2週間ずーっとドライブしていたのにまだ走るの?タフだねー」と運送会社の人に言われましたが、なんのその。デスバレーへいざ出発。
ほとんど下調べなしに行ったのですが、すごく見ごたえのあるドライブとなりました。ロスから内陸(北東)へ進むこと約4時間半。7~8箇所のポイントがあるのですが、こんなに山や地面の色が変化する場所があるのかと感動しました。
地図上ではこんな山道を走るとは想像もしていなかったのですが、標高4000フィートから一気に海抜0地点へ。その後-85フィートの地点へ走ります。この-85フィート地点がいわゆる有名なデスバレーの塩一面の白い大地のバッドウォーター。その前にもゴロゴロしていた石が一面に転がっていたのに、ある箇所のみ砂漠化しているサンドデューン。山肌がピンクと緑と黄色に変化するアーティストドライブなど、時間をかけて楽しむアメリカ人はキャンプサイトにキャンピングカーとそれを引っ張るアメ車と自転車など、ま、ほぼ家を持ってきたような格好で来るようです。
アメリカの都会や田舎の町の光景に見慣れてきた私の目に、やっぱりアメリカはすごいや!ここで生活をしてきて生まれたアメリカの異文化インテリアをまだまだたくさん持ち帰りたいと、改めて思いました。こんな大地がそばにある生活で生まれた物。その一部がパームスプリングスにはあるのです。
単にデザインのみで家具インテリアを楽しむのではなく、こんな大地が背景にあると思ってパームスプリングスのホームページやお店に来て下さい。もっともっとすごく素敵なものに見えるかもしれません。
アメリカに来る回数が増えるごとに何を見ても感動していた自分がいなくなって、アメリカに居るのに、景色も聞こえてくる言葉も違うのに、あまり感動しない自分が居るのに自分自身寂しい感じがしています。
でも、ふとしたことでやっぱり日本とは感覚がちがうなぁと思うことが多々あります。
1.肌温度 日本ではほぼ全員がだいたい寒暖にたいする服の着込みかたが同じなのに、アメリカ人はキャミソールの人もいればファー付きのジャケットを着ている人もいる。
2.買い物の量 カートが大きいせいか、ビックリするほどみんな買い物をする。
3.よくしゃべる 比較的若い子より年配の人のほうがよくしゃべる。
4.サービス ガムをかみながらレジ打ちしていたり、商品を投げたりする。基本的にお客様は神様です。のような扱いはない。
5.車のマナーはとても良くて歩行者が道を渡ろうとしていると、必ず止まる。
などなど。
そんな文化の違いがあるからこそ魅力的な物が存在します。ネットや技術が向上するたびに世界が近くなりますが、やっぱり海の向こうの国の昔の文化をインテリアを通して伝えていければいいな。と思っています。
買付けも終盤になりました。商品もたくさん集まっています。あとひとふん張り!明日はフリマに出かけます。
写真:以前ライトニングでも紹介されていた50年代に立てられたカフェ
カリフォルニア南部で2週間ほど前にあった大規模な山火事。その後の現場をハイウェイから見ることができました。サンディエゴ方面へ向かう海と山(丘)にはさまれた5号線の途中、フリーウェイの道路脇まで焦げ跡が永遠と続いていました。
カリフォルニア南部の山は基本的に日本のようなうっそうとした緑の山肌ではなく、乾燥した50cmくらいの枯れたようなベージュの草が一面に生えています。火の手も燻ったような感じでジワジワ進んだような焼け跡でした。
サンフランシスコでは熱いくらいの日差しだったのに、ロス方面に着いてからは低い雲に覆われて寒いくらいの日が続いています。いつも陽気に見えるカリフォルニアの人たちが何だか浮かない感じに見えました。
やっぱりお天気って人間の気持ちに大きく影響するんだろうな、なんてボーっと思いながらドライブしているとホイルが猛スピードでコロコロ?数秒後には急ブレーキ!数台の車がハザードを付けて止まっていて、一台は反対向けになっていました。どうやら数十秒前に事故が発生したようです。
幸い事故にも渋滞にも巻き込まれる事なく通過できました。いつどこを走っていても車の多さに圧倒されますが、その夜もハイウェイ左右合わせて10車線ほどの道を坂道の上から見下ろせるところで見た、暗闇の山間にフロントライトとテールランプの光の筋がクリスマスデコレーションを思わせるとても綺麗な夜景になっていました。
町はハロウィンが終わってそろそろクリスマスの飾りつけが見られるようになっています。買付け商品にも少しだけクリスマスを盛り上げるアイテムを仕入れました。日本に戻ったら、真っ先にご紹介したいと思います。
ご存知のとおり、ここカリフォルニアは一年を通して適当な気温と湿度で快適に過ごせます。今日も天気は晴れ。ドライブしてても町を歩いていても、とっても気持ちいです。今の季節は日本も過ごしやすいですが、ひとたび雨が降ると寒くなって風邪をひいてしまうこともありますよね。6月頃に買付けに来るとじめじめした日本を離れられ、ちょっとだけ得したような気になります。
でも日差しは容赦なく照り付けているため、快適に過ごせますが日陰のない場所に行くと、ジリジリ焼けていくのが分かるほど日差しは強いです。湿度も低いため、お肌がカラカラになっているのが、よく分かります。なんだか小シワが増えたような気がします(´Д`)。
テレビで天気予報を見たら、朝と昼と夕方の気温が出ていて、お昼の気温より夕方の方が上がっていたのには驚きました。確かに夕方は真夏の西日に似た照り方をしています。日焼け止めを塗っている私の顔にはあまり変化はありませんが、相方の顔がだんだんタイやベトナムの人のようになっているのを、となりで楽しんでいます。
写真は50年代の建築物によく見られる、屋根が大きく傾斜していたり外壁にも内壁にも岩が使われている建物です。コスト的には無駄がすごく多いし、使われている物も地球には優しくないかもしれませんが、ものすごくカッコいいです。こんな家に住みたい…
アメリカのフリマやアンティークモールには、ほんとたっくさんのものが置いてあります。大きなモールで一つ一つじっくり見たら、たぶん2時間くらいかかりそうなくらい、たくさんの物で溢れています。見ているとすごく楽しいです。
小さな置物やガラスのトレー、本、花瓶、ランプ、絵、椅子、テーブル、農耕具…などなどなどなど。そのほとんどが個人のブースでモールにスペースを借りて委託販売している人がほとんどです。種類も様々。カントリー系やらシャビー、オリエンタル、ヨーロピアン…などなどなどなど。人種も様々な人がいるしアメリカは人も物もMIXという感じです。
何万、何十万という物の中から「かわいい」や「かっこいい」などを自分の感性にあう物を探すのですが、当然売られているものを買うのでなるべく安いものを探します。そうすると意外と買えるものは少なくなってきて、買えても少量、何も買えないところもあります。
日本にはアンティークモールというお店はほとんど存在しません。この先このようなモールはできるのかな?何万分の一、何十万分の一の私達の好きなものセレクトですが、日本にアメリカのアンティークモールのようなお店が出来るといいな。なんて思っています。○○系などにあまりとらわれず、今の自分がイイんじゃない?これ好き!と思えるものをどんどん仕入れて来たいと思います。
今のところ、かなり女の子(人)ずきするような物が集まっています。ご期待あれ!
以前の買付けでアリゾナに行った時、時間が一時間早くなっていることに気付かず、随分経ってから時差のラインを越していることが判明したことがありました。でも昨日はほとんど移動していないのに、今度は時間が一時間遅くなりました。
というのもホテルの朝食の時間に合わせて(6時)出かけようと思ったら、まだ準備が出来ていなくてホテルの人に聞いたら「6時からだよ」と言われ、「いやいやもう6時でしょ」「今日は一時間遅くなるんだよ」と。で、パソコンの時間表示を見せてくれたのですが(パソコンは自動的に時間を合わせてくれますよね)???。あれ?時差のラインも超えていないのに今度は一時間遅くなるのー?半信半疑のまま朝食はあきらめて、出発しました。
その後何度か時間を確認したら、やっぱりみんな今日は一時間ずれるから今○時だよって教えてくれました…。うーん。時差やサマータイムの無い国に住んでいると、どうもこの制度に慣れず、考えると飛行機とか電車の時間どうするんだろ。とか心配になったりします。
そういう意味でもアメリカの人は時差を大らかにとらえていて、あー今日は一時間ずれてたね。ワハハハハーなんて感じで、遅れても早くてもあまり気にしないのかな。と思えました。よく海外(南の島)で時間がゆっくり流れているような感覚になることがありますが、今日は24時間もあって明日も時間はつながっているんだと大らかな気持ちでゆっくり過ごすと、時間に追われなくなるのかもしれませんね。
写真:遠め見つけた、たぶんゴールデンゲートブリッジ。
サンフランシスコの郊外で信号待ちをしていたら、なにやらボードとちらしをもった人が目に飛び込んできました。なれない英語をジーっと読んでみたら「ボ…イ…コット・KFC」(?)と書かれていました。
場所はケンタッキーフライドチキンの前。信号待ちの車に近づいてきて、笑顔でチラシを渡していました。最初何を持ってきたのか分からず、窓越しに要らないと手を振ってしまったのですが、ちらしにはニワトリがナイフで刺され、目を見開いて血を流しているマンガがプリントされていました。
しばらくしてからやっと「あの人たちニワトリを食べない人たちなんだー」とやっと理解できましたが、ケンタッキーのお店の前で堂々と着ぐるみまで来て営業妨害?をするなんて信じられない光景でした。その後も何店かケンタッキーフライドチキンの前を通ったのですが、ほかのお店ではその光景は見られませんでした。
そのせいで私達の脳裏にはおいしいチキンの記憶が離れず、今晩のご飯はケンタッキーとなってしまいました(笑)
ケンタッキーフライドチキン。何て略していますか?ケンタ?ケンタッキー?ケンタフラチン???
買付け中の半分近くの時間を過ごすレンタカー。初めて借りた車は少し大きめの乗用車でした。それから回を重ねるごとに段々車が大きくなり、今回は16フィート(2トンのロングくらい)のアルミの箱が付いているトラックを借りました。スケジュール上、最初の5日くらい荷物をストックする場所に持って行けないため、この大きさになってしまいました。
通常、乗用車のレンタカーは空港から無料の送迎バスなどが出ていて連れて行ってくれますが、トラックのレンタルの場合は乗用車のレンタカーが一台も無いお引越しなどに利用されるトラック専用の場所に向かいます。
日本人観光客を対象にした日本のレンタカー会社で借りられるレンタカーはとても便利で、日本語を話すナビを付けることもできるそうですが、トラックにはそんな便利グッズはあるわけなく、乗り込んだ途端に地図を広げてアナログナビゲーションの開始です。
しかもさすがにここまで車が大きくなってくると、道を間違えた時のUターンや駐車場からの出入りなどに結構苦労しています。運転席から後ろを覗き込んでも、アルミの箱の側面がドアよりはみ出ている為、後ろがまったく見えず、いちいち降りて誘導しながらバックします。
なので私は助手席で寝ているヒマはなく、バスガイドのように位置確認や誘導、食べ物の補助などなかなか忙しいトラックライフを送っています。もともと郊外派の私達なので一刻も早く街を離れたいのですが、スケジュール上あと二日は街中を走らなければならないので、ヒヤヒヤしながら走っています。
このまま順調にトラックのサイズが大きくなっていけば、憧れのカッコいいトレーラーの助手席に乗れる日もそう遠くはないかも知れません(笑)。