気付かないくらいが…

この3日インフルエンザの襲撃にダウンしていました。インフルエンザと判明したのは、私からうつった娘が病院に行って判明。只今、相方にも伝染しパームスプリングスはピンチです。家の中も大ピンチで、掃除機をかけたくてもかける気せず、お腹が空いても作る気せず、洗濯…まぁいっか。てな状態に陥っています。

でもようやく今日あたりから私が復活(やっとHPの更新ができました)してきましたので、来週からは家は救済されるでしょう。あとは相方の発症次第といったところでしょうか。

パームスプリングスは彼が全リペアをこなしているので、STOPするとリペア待ちのお客様をさらに待たせてしまうということになるので大ごとです。ただでさえ私から「あの家具のリペアってまだ?」とせかされ「ちなみに今何やってるの?」とか言われ「そんな細かいことしてんの?」と言われている彼ですが、相方曰く「気付かないくらいが丁度いい」と何だかカッコイイことをボソッと言ってました。

気付かないくらいが丁度いい…職人らしい一言ですね。

ビンテージガラスランプ

21055186.JPG先日もライト好きのブログを書きましたが、またまたランプのお話です。アメリカで買付けしてくる商品は全て掃除をするのですが、ビンテージガラスランプで汚れがひどいものは水洗いもします。全てを分解してガラスの球だけにしてスポンジでやさしく水洗い。

一つ二つ…並べて、ふと見ると太陽の光に照らされて、いつも見ている中からの電球の光の輝きとはまた違った柔らかい光を放っていました。ランプは夜の用途のことばかり思っていましたが、太陽の光が思いっきり入る窓辺で昼夜問わず楽しむことも出来ますね。

ビンテージガラスランプにはランプの中にディヒューザーというものが入っているものもあるのですが、電球の光を拡散させるため、金属の筒に穴を無数にあけたものなのです。ちょうど水面に太陽の光があたってキラキラ輝くような、そんな効果があります。

そのディヒューザーとガラスの形状と色で、それぞれまったく違った光を放ちます。壁に映る模様はかなり幻想的でこころが癒されます。お店にいると落ち着くのもそのせいかな…。ディヒューザー

大事な作業

24b9042f.JPG何気に相方がいつもリペア作業をしている作業室をのぞいた。普段は2階へ上がるために作業室を素通りしている私ですが、今日はたまたま作業台の前に立ちました。

そしたら、見たこともない小さなカンナが置いてあってビックリ。こんなちっちゃなカンナがあるんだー(写真一番左)と関心していたら、相方がいろいろ出してくれました。一番小さなのは全長8cmくらい。家具の入り組んだ個所を削るらしい。ほかには溝を削る(襖なんかのレール部分など)ものとか、鋭角に尖ったカンナや、刃の部分がアールになっているものなんかもありました。

前から気になっていたんですが、相方が「今日はカンナをかけたい」と言っていたのに一向に作業している感じがしないなぁと思っていたら、まず研石を研いで、カンナの刃を研いで…やっと本題に入るという段取りだそうです。そりゃ時間かかるわ…

でもその作業のおかげで開きにくかった扉がスムーズに動くようになったりするので、大事な作業ですね。

そうそう写真で確認できますか?一番上のカンナには2618長崎とマジックで書いてあります。彼の中学時代の学年と組と出席番号(2年6組18番)です。これももうすぐビンテージの仲間入り?!(笑)

言いたい放題

88d12320.JPGパームスプリングスの仕事は大きく分けて、店舗の管理、ホームページの管理、リペア、仕入れ、裏方(経理など)に分かれます。これらを二人でこなしているのですが、自分がやれない(やらない?出来ない?)分野に関してはお互い簡単に好き勝手な事を言います。

例えばリペアに関して苦労が分かっていない私は「この塗装の筋ってなに?」とか「ここの色がすこーし違うのが気になるけど…」とか「このキズは無くなる?」とか「この線って長くできるよね?」とかとかとか。きっとグサッとくることを言っているようです。で、そんなことを言われたら相方は気になるようで、何度もやり直しをしています。

逆にホームページについて何か言われたら、私は「うーん。でも今のでもとりあえず動いてるから…」などと言って後回しにします(笑)

写真は塗装のやり直しをしている彼です…

リペアの日々

家具のリペアはほぼ毎日すこしづつやっています。私は以前木工の工場に勤めていたことがあり、その経験が役立っています。

半世紀ほどの時とアメリカでの使用状況、さらにアメリカから日本への輸送時にダメージを受けた家具を修理する。買付けや販売と同じくらいとてもやりがいのある仕事です。現地での買い付け時に「これは修理しないとそのままでは出せないなぁ」と思って買い付けるものもいくつかあるのですが、買い付けのときに見落としていたキズを発見することがあります。

このキズを出来るだけ目立たなくとか、ピッタリ閉まらなかった扉を閉まるようにするなど、リペアの方法は多岐にわたります。

 例えば木部の表面のキズやしみなどは、塗装を一旦剥離し、少し木を削るためサンダーをかけ、再度塗料を塗ります。家具の移動中に化粧板の表面をひっかけてバリバリ(写真)になったものは、その部分を削り同じ素材の木を新たにはめ込んで、再塗装します。曇ってしまったメッキは指の皮が薄くなるかと思うくらい磨いたり、布のよごれを洗浄したり、ちょっとしたほつれは裁縫したり。

 どうしても出来ない時計の修理とか、ソファの張替えなどはその手のプロの所へ持込みします。こういう技術はインターネットが発達しても宇宙へ旅行に行く時代になっても、残していきたい技術であり、そういう技術で残していける「もの」だと思います。

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すこしづつ…

前回、アメリカ買付けに行ったのが8月、商品が到着したのが9月。40年50年と時が経つと当然ガタがきているものがあります。そういった商品をすこしずつ修理しているのですが、なかなか進まず12月になっても残っている状態・・・。

でも反面、ホームページにしろ店舗にしろ、ちょっとずつですが変化があるので、良いような悪いような。どのみち、そう年何回も仕入れに行けないので少しずつでも変化しないと、おもしろくないでしょうし。

ですから、ちょいちょい覗きにきて下さい。もしかしたら、出会いがまってるかもしれません。

この間、お話ししているうちに修理前の商品を見て頂いて、修理ができたら知らせてくださいと依頼があり、気に入ってもらって、お買い上げいただきました。ありがとうございます!次回、買付けに行ったら修理前のものも出来るだけアップしようかと思います。気になるものがあったら是非、ご一報ください。

流行に左右されない、自分だけのお気に入りを探してください。