ツワモノ

事の発端はこのブログからでした。

——-(2009年4月8日)———-

タイトル:購入希望者急募!

写真は状態の良いヘイウッドウェイクフィールドのダイニングセット(椅子6脚)とチェスト、コーナーボードの3点セット。
どなたか欲しい方いらっしゃいませんか。高くて買う勇気が出ません…。
明日までにお返事頂ければ、今回のコンテナに載せて帰りますよ。

と、アメリカからブログに書いてみた。

実はこの後、とあるお客さまからオファがありました。もちろんこの時写真に撮ったものは手に入れられませんでしたが、色々とご要望をお伺いし、運良くご希望にあったものを見つけることができたので、このたびお届けに至りました。

ヘイウッドウェイクフィールド。ミッドセンチュリーの代表格の家具メーカー。残念ながら1970年には会社はなくなってしまいましたが、その後も多くのファンができるほど、魅力のある家具が残されています。

当時の家具カタログも復刻されていて、どんな家具がいつ頃いくらくらいで販売されていたのかを知ることもできます。

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ここで驚きなのがプライス。例えば、この間買い付けてきたこのデスクブックケース。なんと2,000ドルしたようです!

当時の2,000ドルといえば、車が買える値段。そして1ドル360円の時代。換算すると720,000円!!超高級家具です。もちろん素材、作り、手間、どれをとっても相当のものだと思います。

さて話がそれましたが、このお客様は筋金入りのミッドセンチュリーのインテリア好きなお客さま。

数年前に建てられた自宅もミッドセンチュリーに建築された家の特徴的な造りを取り入れた、すごくステキなお宅です。

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家の中と外を意識しない壁、同じ岩壁がガラスを隔てて繋がっているデザインや、床だけではなく、天井も板張り。

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インテリアもネルソンクロックにイームズ、ラッセルライト、バレットプランターなどなどコツコツと集められたものがさりげなーく置かれていました。

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そして、こちらが例のダイニングセット。このイスは通称ドッグボーンという名前。ビスケットのような背もたれがかわいい一品です。

最近、他のお客さまからのお問い合わせで、15年ほど前に比べヘイウッドを取り扱うお店が減っている気がするのですが、今後の予測を…というお問い合わせをいただきました。

私のお返事。

ヘイウッド製の家具は、現地でも高値で取引されているものですので価格が合わないのが一番の理由かと思います。おそらく15年前にやっていた家具屋さんは、儲かったのでは(笑)?と。。
あとは、リペアが難しいというのも理由に挙げられると思います。
ミッドセンチュリーの家具やインテリアは、時と共に価値が上がってきていますので、今後も値段が上がっていくのではないかと予測しています。あまりに高い値段だと、市場も小さくなりますので日本での取り扱いするお店も減るかも知れません。

とお返事しました。これを機に、ヘイウッドの…ミッドセンチュリーの魅力を再確認してみるのはいかがでしょうか。