無駄こそゆとりなり

きのう私の一番の友人がお店にやってきました。彼女は今一人暮らしをしていますが、今まであまり「家」に興味はなかったそうです。

今日その彼女からステキなメールをもらいました。店に居たら、何時間でも居られそうな時間が流れていて、ついつい長居してしまいそう…忙しい毎日に心の洗濯ができる、そんなお店。とステキなキャッチコピーをもらいました。

わたしたちが買い付けてくるインテリアに囲まれるとそんな生活を過ごせるかもしれません。そういえば、お店のフライヤーに「新品にはないビンテージ家具の心地よさを、あなただけの空間にいかがでしょうか…」ってコピーを入れているのですが、まさにそれが伝わってるんじゃないかと思うと、ちょっと感動しました。

 私には新品の家具やインテリアは機能性が高く、使い勝手がよくて、出来の良い子供のような感じに写ります。ちょっとキズがあって無駄があるくらいが味わい深く、心を豊かにしてくれるのではないでしょうか…。

レイアウト替え

1d258705.JPGアメリカで家具を買付けをし、トラックに運び込むときに気になるのが店員さんの性別と年齢。たまにお店におばあちゃんしかいない時があります。そういうときは当然、手伝いながら購入することになるのですが、とあるお店で家具を買ったときの話。

購入後、おばあちゃんが「裏にトラックを動かしておいて」というので、車を取りに行ってる間に店内をスーっと家具が移動している光景が目に入りました。ん?台車で移動したのか?と思いきや、裏についたときに「おっ?それ便利かも!」というものに出会ったので、ご紹介したいと思います。

 その名は「スライダー」。文字通り家具を動かす(スライドさせる)時に使用するのですが、家具の脚にクッションの付いた直径13cmくらいのプラスチックお皿のようなものを踏ませ、家具を引っ張る又は押すというようなもの。台車は保管場所を取るし

これだとコンパクトで且つ安い!他の家具屋さんにも教えてあげよう!と思う一品でした。後日、ホームセンターで見つけて2セット購入し、さっそくお店でレイアウト替えの時に使用しました。これであのおばあちゃん達みたいに家具がスーッと動…かない…??なんで?多少動くものの、すぐ外れてしまって結局持ち上げたほうが早い…。

あーそうか、あそこのお店の床は毛足の少々長いじゅうたんが敷いてあったなぁ。うちはカーペット敷きだから、あんまりすべらずいまいちの使いごごち…

ホームページにレイアウトサンプルのページを作ってから、以前に増して頻繁にレイアウト替えをするようになり、大活躍のハズが残念な結果とあいなりました。でも、商品の魅力を最大に引き出してご紹介するためには、重い家具もなんのその!

今日も、1つレイアウトサンプルアップしました。よかったら見てください。

買う前に書いちゃう??

0c2511e8.JPG数年前にアメリカに行った時の話。ホームセンターでタッパーを買いました。大きいタッパーの中に中くらいのタッパーが入ってその中くらいのタッパーの中に、もう一回り小さいタッパーが入る3個で1個のセットになった商品。タッパーはラスト1個だったのか

私が買った一つだけ置いてありました。その他の買い物も済ませレジへ。タッパーのバーコードがどうやら通らなかったらしく「コレ、どこにあった?」と聞かれ、一緒に置いてあった棚まで行って「ここにあった」と指差したのですが、店員さんはなにげに胸のポケットに入っていたマジック(油性)を取り出し、タッパーの横にスラスラキュッキュ??!!「えっー(@_@)私、それ買うのにぃ?

一つしかないのにぃ?」と心の叫びは店員さんに聞こえる訳なく、「はい、これレジで通してもらって」とばかりに、平然と私に渡すではないですか…。文化の違いにいろいろビックリさせられますが、この体験は今でも思い出しては人に話すほどビックリランキングの上位に入っています。

ちなみにそのタッパー、バーコードの数字は薄くなってしまいましたが、うちでは洗濯の洗剤の入れ物として大活躍中です!!

消える前にご紹介できて良かった…

ありがとう合戦

昨日、船会社からコンテナが名古屋港に到着の連絡がありました。ここまでは予定通りで来ていますので、ほぼ今週末にはアメリカでギリギリ搬入が間に合ったあのブルーのコンテナが店の前にやって来ます。

 お店を始めてからというもの、お客様や友達、身内、本当にさまざまな人のアドバイスや助けを借りてなんとかやっております。

場所柄、お客様とゆっくり話しながらということになりがちなんですが、話しているうちにアドバイスをしたり、頂いたり。ありがたいばかりです。この間も購入のお礼(買っていただいて御礼しないといけないのはこちらなんですが…)と題して、お客様(デザイン事務所を経営されている方)にホームページのアドバイスを頂きました。

お気づきでしょうか。HPの上のバー(水色のPalm springsってかいてある波柄のバー)を画面と一緒に伸ばす方法を教えていただきました。そのお客様の帰り際の会話は「ありがとうございます」のちょっとした言い合いでした。

お客様いわく、アメリカで買い付けて販売してってカッコイイ仕事だなぁとばかり思っていたそうなんですがこのダイアリーを読んで、大変な思いをして商品が並んでいるんだ…と感じたみたいで、それに対しても「ありがとう」の言葉を頂いたようです。人の情熱ってこういう一言一言からフツフツと沸いてくるもんですよね。

もっとステキな商品をもっとご紹介、恩返しできるようがんばりまーす!!

でらカッコいいー

私たちがアメリカを走り回って買い集めてくる商品は、お客様にどう映っているのだろうか。お店をはじめる前まで購買側の立場だったわけで、アメリカで直接買い付けて…のようなお店に行くとたーくさん刺激を受けて帰っていました。

だいたいまず店の全体的に見回して、あとからじっくりひとつづつ吟味していくというような感じ。そのあとお店の人に質問したり買うか買わないか悩んだり。店内にいる間ワクワクしっぱなしでした(です)。でしたって言っても、今でも遠出してアメリカの匂いのするお店はよく行きますが…。

 ちょくちょく当店もレイアウト換えをします。これをこっちにおいて…このテーブルはあっちのほうが合うよね、とか言いながら…昨日もレイアウト変更後、いったんお店の外にでて改めて店内に入って二人とも「でらカッコいいが~」と絶賛!しました。

その素敵な商品の魅力を伝えたいと思い、レイアウトサンプルのページを作ろうと今準備しています。実際に来て見ていただくのが一番よいとは思いますが、このページで雰囲気をつかんでいただけると良いかな、と思います。そして、私たちが毎日商品から受けている刺激を受けてもらえれば、と思います。

自分だけの空間

うちではテレビをあまり付けません。部屋にいるときはほとんどついているって話もよく聞きます。確かにずーっとついているのに慣れてしまっていると、ついていないと寂しい気がするかもしれません。テレビって動画(あたりまえですが)だし、音がする(逆にしないとおかしいよね)ので視覚も聴覚も誘惑されて、ついつい見てしまいます。でも、テレビだけを見つめて過ごすって、それこそなんだか寂しくないですか?

たまにはテレビをつけない休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。部屋のいろいろな物に目がいくようになると思います。意識してみれば意外と部屋で過ごす時間は長いもの。

最近、自分へのご褒美に貴金属を買う人が増えているそうですが、自分へのご褒美に自分だけの空間を最高の気分で過ごすアイテムを買うのも良いのではないでしょうか。貴重な人生の時間を過ごす空間です。じっくりその空間を感じてみてください。

変化

恋愛でよく表現される「出合ったときはこんな人じゃなかった…」とか外見、内面にかかわらず変化に対して「詐欺だ!」なんて言葉を耳にします。私的にはこの変化が非常におもしろいのではないかと思います。

時とともに変化することは当たり前で、むしろ変わらないほうが気持ち悪いし、久しぶりに会う友達の話に何か変化があると、根掘り葉掘り聞きたくなってついつい長話になってしまいます。

この変化のせいで以前と言っていることが違ってくると誤解されたりして、その辺は上手に説明をしないといけませんが、今はこんな風に考えているんだなぁとおおらかに対応したいものです。それが人にとって大切な成長なんだと思います。

 パームスプリングスもどんどん変化していって、常に変化していくお店になりたいと思案しています。今度の仕入れではどんなものと出会い買い付けてくるか、そしてみなさんがどんな反応を示してくれるのか私自身も楽しみにしています。さぁ次は何をしよう…

言い表せない感じ…

私、ビンテージのインテリアに興味を持つ前は、特にブランドや年代にこだわることなく気に入ったものを購入して、それなりに満足して使っていました。もちろん今も家にはビンテージ以外のものもゴロゴロしています。

先日、友達が会話のなかで「アメリカで買ったビンテージのライトをつけてから元からあったライト(気に入って買ったものだけどレプリカらしいです)がなんかもうコレいらない。って感じで…といっていました。この気持ち、もの凄く分かります。

言い表せないんですが、ビンテージのライト(もちろん家具類も)ってすごい魅力があるんです。私も部屋につけてからはますます虜で、他のものも変えたくなりました。(残念なことに先立つ物がなくてあまり変えられていないんですが…)

私が感じていた(る)この気持ち、友達も感じているんだと分かってすごく嬉しく思いました。もう一人、お客さんでビンデージのグラス類を購入したあと、今まで使っていたグラスをヤフオクに出品していると聞きました。多分、このお客さんも「この言い表せない感じ」にやられてしまったのではないかと思います。

 一人でも多くこの言い表せない感じを体験してほしい…。家具やインテリアにはあまり興味がないから…と思っていても騙されたと思ってビンテージの何かを家の中に取り込んでみて下さい。家で生活をしている限り毎日、目にしているものです。

気にとめていなかったものが、ふといいなぁ。と思う日が来ます。きっと私が体験した、私の友達が体験した、お客さんが体験したであろう、この言い表せない気持ちを体験することになると思います。この気持ち、体験したら是非ご一報下さい。

近所のお店

この間のダイアリーはお店を含め半径100mの範囲のご紹介でしたが、今回はもう少しだけ広めて通り沿いのご紹介。

通りは県道451号線。お店の場所のご案内にしょっちゅう登場するのがショピングモールの「ワンダーシティ」。イオンをはじめ、ホームセンターやスポーツオーソリティ、それから映画館もあります。去年までは輸入住宅の展示場もありました。

輸入住宅の展示場が近くにある家具・インテリアショップなんて繋がりがあって、ちょうど良い!と思ったんですが、残念なことにココのオープンの時にはすっかり更地になっていて、今はパチンコ屋になってしまってガッカリです…

 で、ワンダーシティーを北上し橋を渡ると、そこからが北名古屋市になります。通りに小さな看板を出している「げっちゅー」は室内釣堀。その次の路地に入っていくとカフェ併設のフットサル場(ごめんなさい名前が分かりません…)。

通りに面したガラス面が綺麗な美容院、創作居酒屋の「はんなり」、イタリアンレストランの「マリノ」、フランス料理のお店、ブライダルサロンの「にわ母」、まんが喫茶「オレンジジュース」と「倉庫番」。

そして我が店アメリカンビンテージ家具の「パームスプリングス」、焼肉屋、寿司の「魚錠」、焼き鳥屋…と、結構いろんなお店があります。ちなみに橋を超えてから500mくらいの間の話なので車で通り過ぎると3分くらいで過ぎてしまいますが…。

 最近、近所のお店から聞いて(偶然目に入って)来てくれるお客様が少し増えた気がします。一番多いのが田んぼを挟んで100mくらい北側にある「魚錠」でお寿司を食べてお店を出たときに目に入る、当店の「OPEN」のネオンサイン。

大体の方はカフェと思って近づいて来られます。そのまま過ぎていってしまう車も多いのですが、偶然の出会いにちょっと嬉しそうに見ていかれる方もいます。あとは、焼肉屋さんの待ち時間でって方もいました。

 当店は小売店にしては立地条件が良くないので、いろいろな広告宣伝をしていかないと知ってもらう機会が少ないのが悩みでもあります。でも、たまにそんな偶然ネオンサインが目に入って…と入って来て頂けたりすると、肩の力が少し抜けて「あーなんか良かった」って気が楽になったりします。

伝えたいこと

人は今を生きています。でも物はその時に作られて、そのまま残ります。その時その時の時代をそのまま映し出していて、当時の経済や技術などがどのような状態だったかを忠実に残してくれています。

 時代を思い起こす方法は色々ありますが、パームスプリングスで扱っている物を見ても時代を想像できたりします。

実際、その時代に生まれていなくても、何十年もまえに同じものを使っていた人がいるんだなぁと思うと、温かい気持ちになったり。

基本的にアメリカのミッドセンチュリーのデザインや色合いが好きで、この商売をするに至ったのですが、たぶんこの温かい気持ちもいままでの購買意欲になっていたんじゃないかと、ふと思いました。

アンティークやビンテージって手を出さない人もたくさんいます。私流の想いですが何か伝わればいいな、と思います。