壊れたら修理して使う:イームズの修理

本日は久々のリペアブログです。
IMGP1269何十年たっても人気の衰えないイームズチェア。その大半の素材であるFRP(フィバーグラス)は、レジャーボートなどに使われていて強度が抜群によいものです。

IMG_0578その強-い素材でチェアを作ったのだから、建物内に保管されていればよほど劣化を起こすような状態にはならないようです。(こちらのアームシェルは在庫あります!)

ただ、、座面と脚をつなぐショックマウントはゴム製で、座面から床への(床から座面への)歪みを吸収する機能なのですが、ゴムはFRPとは違い劣化(硬化)してしまうのが一般的です。

ゴムが硬くなると、歪みを受け止めきれず、座面とマウントがなにかの拍子に外れてしまいます。大抵1つ外れたくらいでは気が付かず2つ目あたりで気が付くということもしばしば。

IMGP1041そして、接着部だからボンドを買ってきて修理。と、チャレンジされる方もいらっしゃるのですが、大抵すぐにまた取れる、、というセオリーになっています。そんなこんなで2度3度、接着を試み、、、こんな風になってしまい、、どうしようもなくなってHEEEEELP!!と、持ち込みされるお客様も。

IMG_9941はじめて外れた状態であれば、接着剤などが付いていませんので比較的修理はしやすい状態になります。できればこの状態で持ち込みいただける方が作業が楽なので料金もお安くすみます。

IMG_9950こちらリペア完了後の写真。細かいですが、ビンテージ仕上げ(接着剤がはみ出た感じ)です。リペアの箇所の再持ち込みは何十本に1本くらいの割合です。

あとご注意頂きたいのが、マウントがはずれる原因はベースにあることも多く、ベースが歪んでしまったままご使用されたり、床が柔らかい素材の場合は取れやすくなります。ご注意ください。

壊れたら修理して使う。このスタンスは中古車(ビンテージカー)などと同様でとても良いことだと思います。
“ARCHIVE”最近知った言葉なのですが、後世に残したい文章や物など全般を指す言葉だそうです。ビンテージ家具がそうなることを切に願います。

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